旧車・ネオクラシックカー 検討にあたって


1980年~1990年代のいわゆるネオクラシック世代の2輪4輪のブームが来ていると言われている昨今、色々なお問い合わせも増えておりますので、Q&A方式でまとめてみました。アンサーはあくまで当方の考え方で回答させていただいており、人によっては不愉快に感じることもあるかもしれませんことはご容赦ください。しかしご検討にあたり少しでもご参考になる部分があれば幸いでございます。今後もQ&Aは追記していきたいと思います。

 

Q(整備を100%壊れないように完璧にしてほしいのだけど)

A すべての部品を新品に交換することは、補修部品供給の厳しい昨今の状況・コスト面においても不可能なので、長い経過年数が過ぎた中古機械部品の塊であるクルマで「100%」は無理です。新車でさえ初期不良などが発生することもあることは見聞きしている方も多いと思いますが、20年30年、それ以上の時間の経過した中古車で「100%に!」ということは無理だということは、少し想像力を働かせていただければご理解いただけるかと思います。なるべく新車っぽく、それらしく、故障リスクを少しでも減らしたい、ということであれば可能なかぎりご協力はいたします。

 

Q(整備して納車されたけど今後支出はあるの?)

A 車検や点検、消耗品の交換などで当然支出はございます。それ以外の部分でも、納車時に故障しておらず手を入れていない箇所、壊れやすい箇所と指摘しておいてもご予算の関係で手を入れていない箇所、その他、経過年数に応じての経年劣化箇所などが故障の原因になることは多いので、整備渡し後はノーメンテで支出もゼロで乗れる、ということは常識的に考えても難しいと思います。古いクルマを新たに所有するということは、わざわざ故障リスクのある骨董品を所有することということであり贅沢なことだとも言えます。したがって、ある程度余裕を持ったご予算をおもちの上に入手されることをお薦めいたします。

 

Q(整備知識はないのですけれど)

A 知識はなくともオーナーになられて長きに渡り古いクルマを楽しみながら維持されている方はとても多いです。ただしひとつ言えることは、愛車のことをもっと知りたい、維持するためのノウハウをもっと知りたい、と常に愛車に興味をお持ちいただきオーナー自身が学んでいくことは必要かと思います。人任せにするならばそのぶん支出が増えるということもまた理解が必要だと思います。

 

Q(絶版部品はどうすればよいの?)

A ご自身でも常に部品を探し続けるスタンスは必要だと思います。当店でも当店にてお買い上げいただいたお客様にかぎりパーツの供給も可能なものはできるかぎりいたします。ただし、基本的に入庫いただいての部品交換のみとさせていただき、部品だけの送付、販売は承ってはおりません。

 

Q(予算はどれくらい考えたらよいの?)

A 古いクルマは、手をいれたいと思える箇所はどんなに極上車であろうとも多数あることが多いです。またメカ部分以外に内外装などはどれくらいキレイに修復したいのかという部分はご検討いただく皆様各々の価値観により様々です。当店では、こうして乗るのが正しい、ここまで手を入れないなら乗れない、いくらお金をかけないならば、云々、などと価値観を押し付けるようなことは行っておりません。あくまでお客様のご予算に応じて承っておりますので、まずはご相談いただきたいと思います。現状渡しではなく整備渡しの場合は、ベースとなる車両コンディションによっても変動いたしますし、どこまで手を入れていくか内容次第でも数万円~数十万数百万と、お客様のご要望内容によって大きくかわりますので、一概にいくらで、と回答することは残念ながら厳しいです。ひとつ言えることは高年式の中古車程度の整備内容や整備代を含めた諸費用金額で乗り出すことは不可能ではないですが、その後のトラブルの発生の頻度・有無・支出は残念ながら保証はできません。

 

Q(数年後にいくらで買い取ってくれるの?価値はあがるの?)

A 悲しいかな投機目的としか思えぬお問合せも時折ございます。その後の価値・相場などは、そのときのご時世・トレンド・などにより誰も予測はできませんし、わかりません。冷たく聞こえるかもしれませんが、当店で販売した車両を必ず希望値で買取しなければならない義務もございませんし、ご納得いただけない方は、ご自身の価値観にてご自分でリスクも併せて個人売買などで販売してみてください。

 

Q(この色で、走行距離●キロ以下で、このモデルで、事故歴も無くて、極上で・・・な1台が●●円以内で欲しいのですが。)

A このリクエストは本当に多いので今回のQ&Aに載せてみました。中古車は一物一価、2つと同じもの同じ条件のものはありません。それは高年式車でも同様なのです。残存数が少なく、もはや製造中止から数十年経過した中古車でお客様各々のご希望に沿うような3拍子揃う条件のものが見つかることは高年式中古車以上に稀になると思います。まさに一期一会です。高い買い物ですから熟考されることは重要であり無理にお薦めするようなことは当店は決していたしませんが、ご決断されるポイントは絶対に必要だと思います。

 

Q(販売価格が、古いのに高いものがあるのはなぜ?)

A 各仕様・コンディション・故障個所の修復の可否や有無、など個体差の各々の条件、あとは各お店さんの値付け、で販売価格は当然ながら異なってきます。また、昨今は国内相場だけでなく海外からの旧車のオファーも増えているため輸出相場も絡んできます。日本人よりもはるかに高い相場で日本車及び日本で使用された国産輸入車問わずを高く評価する海外の方も多く、世界へ日本国内の中古車が日々輸出されているのも現状です。価格ばかりに拘らず、前述の理由も考慮しつつ、コンディション・仕様・販売店のアフター・etc・・・なども総合的にご判断いただき、お客様のニーズに合ったお店でご購入されるのがよいかと思います。最後に、これは唖然としたのですが、「減価償却が終わっている中古品なんだから安く」と言われたことが過去に数回ありましたが、減価償却を旧車に適用されるのはナンセンスです。値引きを引き出したかったのかもしれませんが、このような考え方の方は償却の終わっていない高年式の中古車をご検討するのが望ましいと私は思います。

 

Q(昔は●●万円ぐらいだった。新車の値段より高いのは納得できない)

A これもよく耳にする事例です。昔は●〇円ぐらいだったのに、最近なんでこんな値段なの?それは私自身も感じること時折ありますし、お客様のお気持ちは理解できます。結論から申しますと、まず、昔って何年前でしょう?とつい言いたくなってしまいますが、いつまでも同じ値段で取引はされません。中古車は一度は底値になりますが、底を打ったあとは需要がある所謂人気車、人気の仕様、であれば世界的な需要の増減も含めて価格は変動し基本的に価格は上昇していくことが一般的です。もちろん人気が無ければこの話は適合いたしませんけれど。歳を重ねると年月の過ぎ去るスピードが早く感じるので色々思ってしまうこともございますね。

あと、当時の新車時価格との比較をされ指摘してくることも非常に多いのですが、例えば30年前40年前と現在が金銭価値は同じなのでしょうか?と申し上げておきたいです。旧車と呼ばれる長い月日の経過した車両であれば、それなりに各部をレストアしたり修理しコストをかけないといけない事項も多岐にわたり必要なのは明白であり、現代の金銭価値の中でのコストをかけたら価格が上昇するのは仕方がないとも思います。

 

Q (他店の車両を購入予定だけれど、店主さんはどう思いますか?どう交渉したらよいですか?アドバイスください。)

A こういうアドバイス求め系もここ数年結構多いのですが、私はコンサルタント業ではありません。販売店です。貴方の考えで他店様で購入するならしてください、としか言えません。他店様の在庫車両の詳細を知っているわけでない私が回答できるわけないですし、他店様の商いにとやかく言う権利もなく営業妨害もしたくありません。そして同じ販売店の当方に対して失礼だという自覚は尋ねてくる側には無いのでしょうか?不思議です。あまりしつこいと電話切りますしメール返信はしませんので悪しからず、です。

 

Q (ネットでこういうこと書いてあるけど)

A ネットの情報はすべて正しいと思いますか?参考にすることは誰でもあることだとは思いますが、果たしてその情報は正しいと言いきれるでしょうか。中には間違ったことを平然と無責任に書いてあることも散見できます。信頼できるリアルで教えてくれる人、そしてご自身の手で目で耳で直接ご確認いただくのがよいと思います。だからと言って前述のQ&Aにもありますが、当方に闇雲にアドバイスは求めてこないでください。あくまで当方がアドバイスに耳を傾け回答するのは当店の既存ユーザー様及び当店での購入前提の商談時のみとさせていただいております。ご理解ください。

 

Q(車検は古いクルマは毎年車検??)

A いまだに質問されることが多いので。現在は商用車を除き、もともとが2年毎の車検だった車両は、旧車と呼ばれる年式になっても車検は2年毎になっていますので昔のような負担はなくなりました。ただし自動車税が乗用車は本税の15%増し、商用車は10%増し、になっています。

 

 

なにかあれば追記していきます。

 

 

 

 


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